FBC2018-2、最終戦サルトサーキット。
ペンギン選手は前回の鈴鹿で完全にシーズン終了したので、クルマの開発を終了。
同じく直線が長い東京エクスプレスウェイと全く同じセット、無練習で臨んだ予選はしかし、2位という好位置。
そんなこんなでフューエルマップの操作は必須。
今シリーズを象徴するような燃費王決定戦、10周の長丁場がスタート。
イン側から好スタートのペンギン選手が1コーナーを奪取。
というかポールのライオン選手が(風よけにするため)わざと抜かせたような……
そうは問屋が卸さねえぜ!!
ってことで、あえてのガソリンじゃぶじゃぶフルリッチで最初の直線を駆け抜けます。
ペンギン選手はこのままスリップ圏外に追いやるつもり……
が、いかんせん、下手。
1個目のシケインで簡単にコンマ3~4秒詰められます。
ダメだこりゃ。
やっぱ燃費セーブ作戦に変更。
フューエルマップは基本「2」、場所によっては「3」にしてガソリンを節約します。
そんなことをやってると、あっという間にペンギントレインが完成。
気が付けばEVO選手が2番手に。
燃費を気にせずブッ飛ばすkuni選手が3番手、続いてcara選手、ライオン選手は5番手に後退。
3周目終わりで1回目のピットへ。
EVO選手、ライオン選手はステイアウト。
っておい!
ピットロードでcara選手に追突され、微妙にタイムロス。
いや別に、46号車に突っ込んだって西野七瀬のお尻の感触はしませんぜ?
次のピットも3周後を予定しているので、3周分+αの給油でピットアウト。
この差を見ると、cara選手はもうちょっと入れた模様?
1ストップ作戦でノロノロ運転のクリスタル選手をあっさりパス。
ガソリンを節約して4周持たせるとなると、予選に比べて6~8秒も遅いラップになってしまいます。
それでもピットを1回増やすよりはトータルで速いだろうという予想のもと、2ピット戦略を選択したのは以下の4台。
3→3→4:ペンギン選手、cara選手
4→3→3:EVO選手、ライオン選手
4周目に1回目のピットをこなしたEVO選手&ライオン選手。
ペンギン選手&cara選手は一旦、前に出ます。
うーん。
2秒差くらいあったのに、cara選手に追い付かれるの図。
cara選手の後ろからはEVO選手も迫ってきていよいよヤバイなーとか思ってたら
6周目、インディアナポリスの次の90度コーナー(名前わからず)の立ち上がりで痛恨のハーフスピン!
あー終わった……
ギリギリで回るのだけは避けれたものの…
一気にcara選手、EVO選手、kuni選手、ライオン選手に抜かれました……
ちーん。
これが今シリーズ最後のピットイン。
タイヤ交換と、4周をこなすためにガソリンは満タン!!
ゴー!
って、一緒に入ったcara選手がずいぶん前に。
後にタイヤ無交換だったと判明。
真後ろでピットアウトしたkuni選手、相変わらず燃費を気にせずブッ飛ばしています。
少しでもスリップを使わせてもらおうと思いましたが、全く付いて行けず(笑)
7周目、2回目のピットを終えたEVO選手、ライオン選手が前方に。
わかってはいましたが絶望的な差……
レース終盤。
ミスのあったkuni選手に追い付いたと思ったらcara選手が見えてきました。
泣いても笑ってもファイナルラップ!
最後はビシッとキメましょう!
オラオラー!!
……実は燃料がギリギリだったので、フューエルマップを「6」にして風よけになってもらいました。
タイヤが苦しいcara選手。
ペンギン選手、2個目のシケイン立ち上がりで並びかけ……
オーバーテイク!
最終戦は3位チェッカーでした。
優勝はEVO選手との一騎打ちを制したライオン選手。
FBC唯一の全国区プレイヤー。
一緒に遊んでくれてありがたやありがたやです。
EVO選手は2位でシリーズチャンピオンを決めました!
おめでとうございます!!
ペンギン選手的にはほぼ全てのコースでコンマ5~1秒負けている状態で、全く勝てる気がしませんでした(笑)
そして独特の(?)右足ブレーキが実現する驚異的な燃費。
完全にアンタッチャブルでしたねー。
というわけで今回のシリーズを振り返りますと、やはりなんといっても燃費。
「全開で走ったら負け」といっても過言ではないくらい、いかに給油時間を短くするかの勝負。
が、裏を返せば「いかに流して速く走るか」の戦いでもありました。
その点で優勝したEVO選手には一日の長があったように感じられました。
ペンギン選手、まだまだ、まだまだです。
ではまた、次のシリーズで!
おつかれさまでしたー。