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マクラーレンとホンダF1、袂を分かつ。2018年はマクラーレン・ルノー、トロロッソ・ホンダが誕生
2015年、ホンダはマクラーレンのパワーユニットパートナーとしてF1に復帰。しかし思うように競争力が向上しないまま3年目を迎え、不満を募らせたマクラーレンは契約見直しを検討するようになり、ついに15日、2017年末での両者の提携解消が正式に発表された。
レッドブルはルノーのパワーユニットに長年不満を抱いており、トロロッソ・ホンダの状況を見守り、ホンダに改善が見られた場合にはルノーからスイッチし、ワークスパートナーとしての待遇を得ることを狙うのではないかと考えられている。


「悪いのはホンダではない」。エクレストンがマクラーレンF1を非難。ルノーでの成功に懐疑的
「物事がうまくいかなかったのはホンダのせいではない。マクラーレンのせいなのだ」
「毎日毎日、彼らは協力して働くのではなく、あらゆることで戦いをしかけていた。愚かなことだ」







残念でもないし当然。



だと思いますよ。
今シーズン序盤にも言いました「チームになってない感」は悪化する一方でしたし。

マクラーレンは「ワークスチーム」になることを望んでいたはずなのに、最後までチームらしく協力することはほとんどナシ。
ホンダもホンダで3年間ずっとウ○コなパワーユニットしか作れませんでしたから、お互いがお互いの足を引っ張り合っていただけ。


2年目の後半はだいぶ良くなってきたように見えたんですけどねー。
「何かあったの?」っていうくらい、3年目は最初から破綻しっぱなしでしたねー。



新パートナーのトロロッソはレッドブルのジュニアチームではあるものの、レッドブル本体としては「切りたい」願望がなきにしもあらず。
ホンダが一番思い切るとしたらチームごと買収して純ホンダワークスチームとして再参戦することですが、そこまでは無理?

まぁ 成功の近道はやっぱり来年がんばって、再来年「レッドブル・ホンダ」を実現することでしょうけどね。



ちなみにレッドブルも長年、ルノーエンジンをボロクソに言っていますが、マクラーレンとの決定的な違いは「やるだけやる」こと。

例えば直線区間が長くてパワー依存度が高いコースでは、極端にペラペラで空気抵抗の小さいウイングを付けています。
同じ状況でマクラーレンは「直線が遅いのはホンダのせい」と言い張り続け、馬鹿デカくて空気抵抗の大きいウイングを付けていました。


文句を言いつつも最善は尽くす。
文句だけ言って動かない。




どちらが良いかは明白です。



というわけで、ひとまずは参戦継続を喜びつつ。
来年、様子を見てみましょう。





P.S.


来週はついに日本GP。





冷え切っていたのに、正式に離婚が決まるとちょっとだけ関係が改善する夫婦っていそうですよね(笑)

思ったほど気まずい状況ではなさそうです。
ただ鈴鹿はパワーも空力も全てが必要なコースですからね…


期待してはいけません。