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ニコ・ロズベルグ、10秒加算ペナルティで3位に降格 / F1イギリスGP

ニコ・ロズベルグは、レースの残り8周でギアボックスにトラブルが発生。その際、エンジニアはロズベルグに対しセッティングを変更すること、7速ギアを使わないことを指示した。
今年、FIAはF1競技規則 第27条1項の「ドライバーは、1人で援助なしに運転しなければならない」を厳しく適用することを決定。ピットウォールからF1ドライバーへの無線によるコーチングを禁止している。
スチュワードは、ニコ・ロズベルグが上記に違反したと判断。10秒のタイム加算ペナルティを科した。



F1を見ていないヒト(ほとんどだと思いますが)としたら「またキレてるよコイツ」という感じでしょうが
ニコ・ロズベルグを応援するヒト(アンチ・ハミルトンともいう)としては本当に腹立たしい、この無線制限ルール。


このルールがなぜ設けられたか?


結局は ハミルトンに勝たせるため でしょ?



えぇ わかりますよ。

ロズっちゃんは4~5ヶ国語をペラッペラに話すような超天才でありながら、テンパるとどうしていいかわからなくなっちゃうタイプ。
それで2014年シーズンのレース中、チームに「どうドライブしたらいい?」みたいに聞いてたのが問題視されたわけで。

2015年の「移行期」を経て、今年の「ドライバーアシスト全面禁止」へ。


よし、これでドライバーの腕だけで競うF1に戻るぞ!
チームのアシストを得られないロズベルグは、ハミルトンに歯が立たなくなるはず!!

なーんて浅はかな考えの老人たちは喜んだことでしょうが…

真っ先にそのアオリを食らったのが、アゼルバイジャンでパワーユニットのセッティングミスをしたハミルトンという皮肉。


「どうすりゃいい?」
「教えられない」
「デフォルトに戻したけど直ってないぞ」
「それが間違ってる」
「は? じゃあどうすんの?」
「教えられない」
「わかった! じゃあ今からステアリングのダイヤルを回すから、イイところになったら言って」
「ダメなんだ」
「YesかNoかぐらい言えんだろうが!!」
「ダメだ」


…確かこんな感じ? 300km/h以上で走りながらこのやり取りって、バカみたいですね。



結局、無線制限なんて時代錯誤。

ドライバーはドライバーで、ドライバーにしかわからない視覚的、感覚的な情報を持っています。
一方、チームはチームで、クルマについた何十、何百のセンサーを通してチームにしかわからない情報を持っています。

それらをすり合わせて最適な解を求めるのに、無線という手段を使う。

何が悪いの?
情報を生かすも殺すもドライバー次第でしょう?


解説の川井ちゃんが言う通り、見ているファンにとっては無線制限なんてない方が楽しいに決まってます。
チームとドライバーは何を考えてどういうふうにしようとしているのか? わかった方がレースをより深く見ることができます。

それを禁止して、「無線コント」やピー音だらのウ(ピー)コみたいな文句を垂れ流すことがお望みですか?



フェルナンド・アロンソ、無線通信規制は「意味をなしていない」

無線通信規制のルールの裏にあるロジックを問われたフェルナンド・アロンソは「最初からこのルールはほとんど意味をなしていない」とコメント。
フェラーリのセバスチャン・ベッテルもフェルナンド・アロンソの意見に同意する。
「聞きたいことは大量にあるのにできない。チームもいろいろと僕たちに伝えたいことがあると思う。チームがああしろ、こうしろって言ったからといって速く走れるわけではないと思うんだけどね・・・」


ドライバーたちから次々に出てくる正論は、石頭には全く響いていないようで…

FIAには、レースが好きなヒトはいないの?