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今週は第6戦、モナコGP。
早いモノで2014年のF1も3分の1が終わろうとしています。

以下、自分なりのシーズン前半チーム別まとめ。



ケータハム(ルノー)


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技術レベルが低すぎてマトモなクルマを作れない。
結局はそういうことなのでしょう。

優れた技術、速いクルマは小さなコトの積み重ねで成り立ちます。
それを忘れたエンジニアたちはゴミ同然です。

チームの士気も順位の通りです。
ついに撤退のハナシも出てきてしまいました。


可夢偉の牽引力を以てしても十分ではなかったようです…



マルシャ(フェラーリ)


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F1速報のチーム分析では、いつもやたらと評価が高い。

クルマ作りはいかにもコンサバな「これぞ下位チーム」といった感じ。
同じような成績でも、一発を狙って大外ればかりのケータハムとは対照的です。

ちなみに年間予算はケータハムよりずっと少なく、WECのトヨタと比べても、おそらく数分の一の額では?


チルトンはデビューから全戦で完走記録を更新中。
こちらも下位チームの鑑です。



ザウバー(フェラーリ)


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2012年の大当たりが懐かしい、低迷っぷり。
今季は最低重量を大幅にオーバーする重いマシンが最大のネック。

フェラーリ製パワーユニット(PU)はメルセデス製に比べて10kg以上重いとか?


開発力がないわけではなく、昨年もシーズン終盤になって自分たちの強みを見つけて上位イジメ。
今年もそうなる可能性はゼロとはいいませんが、さすがにお金がなさすぎる?

今シーズン、これまでで最大のハイライトはバーレーンGPでグティエレスがマルドナドにひっくり返されたシーン。
おかげで低いノーズの危険性(ハイノーズよりよほど命に係わる)と最上級のバトルが見れました。

しかし、それでは悲しいでしょうなぁ



ロータス(ルノー)


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開幕直後は最も○ソなマシンといえるほどブッ壊れまくっていました。
その原因の99%はルノー製PUによるものでしたが…

PUと、それに連動したブレーキ・バイ・ワイヤ(BBW)の制御が落ち着いてきた瞬間からマトモなマシンに変貌。


ザウバーにしてもそうですが、財政状況(収入-支出)的にはケータハムよりヤバくても
マトモな現場の技術者さえいれば、金がないなりのそこそこなクルマが作れるという例と言えるでしょう。

ただし、グロージャンはマシになってきたとはいえ、マルドナド…


このミサイルコンビでは、シーズンを通しての上位進出はあり得ないと断言できます。



ウィリアムズ(メルセデス)


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サー・フランクの娘、クレアが指揮を執るようになってから徐々に上向き始めた名門チーム。
パット・シモンズという、ベネトン黄金期を支えた上級エンジニアを獲得し、その動きはさらに加速。

シモンズは例の「クラッシュ・ゲート」で一時失脚してから、マルシャで復帰…
そこからヘッドハンティングという非常にお得なお買いモノでした。

かつてのライバルチームから人材を引っ張ってきたわけですから、なりふり構ってない感じがスゴイですね。


今季のクルマはF1マシンの基本に立ち返ったようなオーソドックスなカタチ。
危険な賭けに失敗し続けてきたここ数年とはオサラバして、最強メルセデスPUと共に新たな船出。

ただし、レース戦略の拙さなど、悪しき伝統もまだ残っているようで…



トロロッソ(ルノー)


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レッドブルのジュニアチームとして機能し始めた感じ。
今季からはPUも同じルノー(去年まではフェラーリ)に変更して、お互い協力しながら開発。

これがあまりに上手く行きすぎると、またカスタマーチームがどうの~ってイチャモンが他チームから来そう?

20歳になったばかりのロシア人、クビアトが開幕からけっこうオドロキのパフォーマンスを示していますが
トップチームへの昇格が限りなくゼロになったベルニュに漂う哀愁も、それはそれで女性ファンを惹きつけたりするのでわ…



フォースインディア(メルセデス)


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毎年、正しい方法で予算なりの戦闘力を持つクルマを作ってくる通称「インド」。
可夢偉もこういうチームに入れば大活躍できるのでしょうけど…

昨年はあと一歩でマクラーレンを抜いて、メルセデスカスタマーのNo.1の座を射止めるところでした。
そしてそれは今シーズン、より現実味を帯びてきた様子。

安定感抜群のヒュルケンベルグ&一発屋のペレスというコンビも、意外と機能している?
まぁ ペレっちゃんはすぐ調子に乗るのと、協調性が皆無なので上のヒトたちは苦労しているのかもしれませんが…


予算不足から開発が滞り、シーズン後半の失速が恒例になっていますが
今季は前半の貯金が大きそうですので、コンストラクターズ5位以内は十分に射程圏でしょう。



マクラーレン(メルセデス)


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開幕戦で2位3位(繰り上がりによる)を獲得し、名門復活と思わせておいてからの大失速。

遅い。
ただ遅い。


来年ホンダと組むということから、メルセデス本体から相当なイジメを受けまくっているのは周知の事実。
なんでも、PUの制御ソフトウェアはマクラーレンだけ古いモノしかもらっていないとか…

数年前までは大失敗マシンでもシーズン中の超開発力(コピー力、ともいう)で優勝争いまで持って行くのが常でしたが
パディ・ロウをはじめとする優秀なエンジニアが次々と他チームに移籍してしまった今ではそれも望み薄。


○ンコノーズ勢の中では見た目がマトモな方ですし、来年のホンダに希望を持たせるためにもがんばってほしいところですが…



フェラーリ(フェラーリ)


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攻めて作ったつもりが、いつも他チームに一歩二歩先を行かれる。
フロントプルロッドサスペンションなんて、規則上どう考えても失敗の技術にこだわる謎の開発方針。

見た目もチ○コノーズじゃないのに、どうやったらここまでカッコ悪くできるの? というレベル。

今の技術陣では、もう限界なのかもしれませんね。


残念ながら、昨年終盤にルノーから獲得したジェームス・アリソンはF14Tの開発には携わっていません。
というわけで今年も(例年通り)中盤くらいに「来年から本気出す」と言い出す可能性が90%以上と見て良いでしょう。


注目されたアロンソvsライコネンは、今のところアロンソの圧勝。

まぁ 「遅いクルマを速く走らせる」能力でいったら、世界中にアロンソの右に出るドライバーはいませんからね。
ちゃんとしたクルマになってくれないと本当の勝負にはなりません(速いクルマだと、アロンソはマッサにも負けそうだった)。

スペインGPでは、今まで苦しみに苦しみ抜いたライコネンのBBWが少しはマトモに?
ライコネンファンのみなさん、まだまだこれからでっせ!



レッドブル(ルノー)


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トロロッソから「昇格」したリカルドが、4連覇中のベッテルを上回るパフォーマンス。
ある意味、今季のF1で一番のサプライズかもしれません。

ベッテルが負けている主な原因は、以下のようなモノでしょう。

昨年までのブローディフューザーマシンに特化したドライビングが、今季のクルマと相性最悪
・クルマの能力以上に速く走らせようとして、タイヤを早く劣化させてしまいがち


クルマ本体のポテンシャルは、メルセデスと同レベルか少し上回るくらい?
しかしながらルノー製PUとメルセデス製PUを比べた場合、月とスッポン、ダイヤと小石、新垣結衣と指原莉乃?

まぁ ある意味ルノーはシーズンを面白くする手助けをしてくれたと言えなくもないですが…


ちょっとやりすぎましたね。



メルセデス(メルセデス)


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圧倒的すぎ。
無敵すぎ。

1988年のマクラーレンホンダ(16戦15勝)を超える可能性すらある、別カテゴリーっぷり。


新レギュレーションのキモであるPU、すなわちV6ターボエンジンとMGU-K、MGU-H、燃料流量制限。
この点においてフェラーリ、ルノー勢に開幕時点で決定的な差を付けてしまいました。

クルマのポテンシャル(特にメカニカルグリップ)、そして見た目も全車の中で一番カッコ良く、とにかく全てにおいて文句ナシ。


あまりに独走しすぎて、来年以降早めに勝ち逃げ=撤退しないか心配になるほどです。


もはやキョウミはハミルトンとロズベルグ、どちらがワールドチャンピオンになるか、だけですが…
もちろんワタシ的にはロズっちゃんに悲願の戴冠を果たしてほしいと願っております。


ルイス・ハミルトン 「僕の方がロズベルグよりハングリー」


「僕はコックピットに座る全22人の中で一番ハングリーでありたい。どのドライバーも自分が一番だと思いたいだろうけどね。でも、もしニコの方が僕よりハ ングリーだと考えるようなら、さっさと家に帰るよ。僕が一番ハングリーでければダメなんだ。世界選手権に勝つためには最もハングリーでなければならない」


言っていることはもっともですが、まだこの時点で口に出すべきではないでしょう。
ちょっと速いマシンに乗ったらすぐ自己中になる。それがハミ。


2人のバトルを見ていると、ハミルトンの方がロズベルグを信頼しているように思えます。
ロズっちゃんからすれば、ポジションを守るためなら接触も厭わないハミの走りは信用できない、みたいな?

一発でもバトルでも、ハミルトンがわずかに有利なのは間違いないです。


でもやっぱり僕は、どちらかといったら「アタマのネジが飛んでいない」ドライバーに勝ってほしい。


正義は勝つ!
がんばれロズっちゃん!!